肩こり・腰痛

肩こりの原因ほど多岐にわたるものはないのでは、
というくらい多岐にわたります。

・肩のこる細かい作業をした
・パソコン作業が長い
・運動不足
・便秘がち
・歯の調子が悪い
・姿勢が悪い
・どうも机の高さがしっくりこない
・枕がしっくりこない
・寝不足
・気を使う人といた
・ストレス発散法がない
・婦人科の病気がある
・内臓に石ができやすい

まだまだ挙げだしたらきりがないので・・・。

単純に肩のこることをしたというのはお風呂に入ったりしっかり眠ればとれやすいです。

あと猫背などの姿勢不良は姿勢を治していけば肩こりも治りますし、パソコンの位置やテレビの位置などを調整すれば改善する場合もあります。

問題なのは内臓からくるものであり、30代くらいからの肩こりは多かれ少なかれこの要素を含んでくるので、治りにくくなります。
内臓にどこか病気があるとまでいかなくてもちょっと弱ってるという状態で肩にその症状が現れるのです。

あと問題は気を使ったり、ストレスを溜めこんだ場合も肩コリとして現れやすいです。気持ちの緊張はすぐさま体の緊張を引き起こします。

ただ、肩こり持ちは決して悪いことばかりではありません。体の不調のサインを受け取れるということなので、早くに治してしまうことができます。

内臓の不調が肩に現れるのだから、肩こりを治しておくことによって内臓の施術にもなるのです。
胃腸などの内臓を働かせる神経は迷走神経というのですが、頚部を通っていますので、首のコリをとっておくことで内臓はしっかりと働くようになります。

もし、とてもこっているのにコリ感がなく内臓が若干弱っていても気付かなかったら・・、どんどん内臓は弱っていって大病になってしまう恐れがあるのです。

そしてマッサージ好きの方限定ですが、こっているところを揉んでもらうという楽しみもできます。

ストレスを溜めやすい方はマッサージをひとつのストレス解消法にしていただくのもよいかと思います。

腰痛に関してはかなりの確率で姿勢の問題があります。

人間の体は二足歩行するために脊柱（背骨）はＳ字を描いているのですが、そのS字が崩れている人が近年たいへん多いです。

若い間はどんな体型でも痛みを感じないこともあるのですが、年齢とともに不自然な体型はぎっくり腰や不快感を引き起こしやすくなります。

腰痛が内臓の冷えや血のめぐりの悪さからくる場合もとても多いです。単純に寒いから冷えたというものではなく、水分の取り方に問題があるケースもあります。

また肩こりと同じようにストレスが腰痛として現れる場合もあります。

腰痛は不思議なもので、レントゲンでの異常が有る無しと痛みの有る無しがあまり関連しない症状で、たとえヘルニアがあっても痛みの無い時もあれば激痛に襲われる時もありますし、動けないほどのぎっくり腰でも骨に異常が無い場合も多いです。

なので、腰痛の出る出ないは骨の状態如何よりも体全体の状態に因るところが大きいのです。ヘルニアがあったとしても炎症を起こさないように
気をつけていればなんとかやり過ごすことも可能なのです。 炎症の出る出ないは風邪や疲れや冷えなど体の他の要因とかかわってきます。

姿勢の改善や内臓の状態の改善、炎症を出ないようにする、ストレスの軽減などによって腰痛の改善はできていくと思われます。